牡蠣用養殖カゴ販売・輸入代理店「BSTジャパン」

BSTカキ養殖システム

養殖事例 ― 大分県中津

中津干潟にラインを構築
中津干潟にラインを構築
カゴの中で育つカキ(3ヶ月経過)
カゴの中で育つカキ(3ヶ月経過)

国内では、日本3大干潟を擁する「JFおおいた中津支店」様が干潟に本格的なBSTカキ養殖システムを設営しシングルシードのマガキ養殖をされています。

中津沖は季節風が非常に強く、従来の垂下式養殖では施設維持が困難なため、BSTカキ養殖システム(ロングラインシステム)を採用しカキ養殖を開始しています。

中津でBSTのシステムでカキ養殖を始めたのは2012年8月からで、1年目は1万個、2年目は1万6千個のマガキを養殖しました。BSTの養殖カゴに殻長25mmの種苗を入れ、3か月後のモニタリングでは45mmまで成長し、極めて高い生残率も達成しています。

システムの特性上、干潮時はカゴが干出され、その間カキは殻を閉じ、じっと我慢しているため身が締ります。また、潮の満ち引きや波浪、風により適度な揺れが演出されるためカゴの中でカキは転がり、深みと綺麗な殻を持つ成貝に育ちます。

その味は、生臭さや泥臭さがなく、すっきり旨みが強いと好評です。

新聞掲載情報

ページ先頭へ